エネループカイロの価格

エネループカイロの電池

エネループカイロの名前の語源は、「エネルギーのループ」からネーミングされたようですが、乾電池の代わりに使える充電池である「エネループ充電池」は使用されていないようです。その理由は、ニッケル水素電池を使用しているエネループ充電池の電圧は1.2Vで、カイロをを発熱させるには少々電圧が不足しています。そこで、エネループカイロには、電圧の高い(3.7Vと発熱量の多い)リチウムイオン電池を採用しているようです。また、エネループカイロは、充電中にスイッチONにしても発熱しない仕組みとなっています。それは、スイッチを切り忘れた時のことを考慮すると同時に、リチウムイオン電池のムダな充放電を繰り返させず、電池の寿命を延ばすためでもあります。では、エネループカイロのスイッチをONにしてみます。すると、約30〜1分程度で本体が暖まってきますが、本体の温度は強モードにしていても、50℃以上にはならない、安全装置(制御機能)が内蔵されていますので、火傷等の心配はありません。ただし、エネループカイロで一つ気になる点は、暖かいのが片面(裏面のみ)のみという点です。これは、電池スペースや回路の構造上致し方ないのかも知れませんが、今後更なる改良を望みたいモノ

です。